2019年4月28日フロアーバレーボール体験して来ました


 いよいよ、平成も終わり、世間では10連休となり、色々とニュースで騒がれている中
神戸の支援学校までフロアーバレーボールの体験をしに行ってきました。
皆様は、このスポーツにどんなイメージを持ちますか?
私は、あくまで個人の感想なのですが、相手コートとただボールを行ったり来たりする
そんなソフトな光景を想像していました。
コートの上には通常のネットより胸のあたりの高さで、下部にはボール1個分のスペースが有り、
ボールは普通のバレーボールのようでした。
 そこで疑問が、今まで体験してきたB/スポーツは、基本的に鈴などが入り転がすと
音が出るボールがほとんどだったからです。
ですが、音が出ないのがこのスポーツの面白さなんだと後で理解する事ができました。
さていよいよ練習時間ですが、残念ながら私はコートの中には入る事が出来ませんでした
この事も後で理解する事が出来たのですが、訓練の繰り返す事によってお互いの感覚が
理解しあえ、チームとしての一体感が勝敗を左右するダイナミックなんだけれども 
緻密なスポーツなのでしょうね。
 始めは個人がサーブ練習を始めました。
すると静まり返っていた体育館が、一瞬にしてボールをたたく時の のすごい威力と
すごい音、始めの印象はあっという間にどこかえ吹き飛び、感動すら覚え、またすごい
スポーツとの出会いに感動し、ワクワクしながらアタック音を聞いていました。
そこから、試合形式での練習が始まります。
前衛に3人、後衛にも3人、前衛の人は目の保護もありアイシェードを付け、基本的に
全盲の人が、後衛は、比較的弱視の人が指示を出し、展開をコントロールしていくようです
例えば、相手側のボールがどのようになったのか、バックアタックなのか
前衛のパスなのか、その指示によってその都度ホーメションが変わっていき
そして相手のアタックをレシーブすると 攻撃権が変わります。
つぎは攻撃の指示で、バックアタックの時は「オープン」と掛け声おかけ
前衛の人はアタックラインを開けます。と見せかけて、ソフトなタッチで
前衛に静かにパスを送ります。
そのボールを前衛の誰かが手で押さえます。そこから3秒以内に強烈なアタック、
ものすごい威力と音です。相手陣営との間は、1メートル有るか無いかの距離での
アタックの打ち合いになり、ブロックするのも大変です。
動画はユーチューブで見られます。フロアーバレーで検索してみて下さい、ですが実際
現場で見るほうが 臨場感が全く違い、このフロアーバレーボールの魅力が実感されるでしょう
 はじめの内は、比較的静かなスポーツだと予想していましたが
実際は作戦を練り上げ、緻密に連携しあい、力強いサーブ、アタック、ブロック
目まぐるしく変わるポジションそしてチームワーク
体験こそ出来ませんでしたが、見ているだけで体が熱くなり、コートの中でチームの
一員として参加してみたいとかんじました。
そして、視覚障害者ならこそできるこんなに楽しいスポーツが、有るんだとわかり、是非
一人でも多くの方に、参加、体験してもらい楽しい時間を過ごしてもらえればとおもいました。
 当日は、横野グランドで、野球の練習をやっていました。
時間が有ったので 見学させてもらいました。
これは昔やっていた野球です。小学生の頃から53歳まで朝の早くから
ボールが見えなくなるまで大好きだった野球です。
違いは、ボールとピッチャーが投げるのではなく、転がす点です。
カーブ、シュートと変化球もあり、練習ではノックもあり、そうそう、絶対無理だと
あきらめ、想像すらしていなかったことが、まだまだあるんだと希望に気持ちを高ぶらせて
帰路に就きました。

 今回も、貴重な練習時間の中、体験、見学を許可くださいました関係者の皆様、
本当に、ありがとうございます。
今後とも情報、体験会などご協力よろしくお願いします。